Python/R

Python(pyenv+poetry)環境構築 for Mac

概要

Macにおいて下記の導入手順を解説します。動作確認機はMacbook Air(M1)です。

  • Homebrew
  • pyenv
  • poetry
  • GitHub

Homebrewの導入

ターミナルからHomebrewをインストール

下記サイトにあるコマンドをターミナルで実行してHomebrewをインストールします。

https://brew.sh/ja/


/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

HomebrewへPATHを通す

インストール完了後にNext Stepに表示されているコマンドを実行し、HomebrewにPATHを通します。

{username}は自身のユーザー名に置き換えてください。


(echo; echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"') >> /Users/{username}/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

pyenvの導入

pyenvのインストール

Homebrewからpyenvをインストールします。


brew install pyenv

pyenvへPATHを通す

下記を実行しpyenvにPATHを通します。


echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc

インストール可能なPythonのバージョンを表示


pyenv install --list

バージョンを指定してPythonをインストール

インストール可能なバージョンの中から特定のバージョンを指定してインストールします。

{python_version}はインストールしたいバージョンに置き換えてください。


pyenv install {python_version}

バージョンを切り替え

Pythonのバージョンをインストールしたバージョンに切り替えます。

{python_version}はインストールしたバージョンに置き換えてください。


pyenv global {python_version}

下記を実行してインストールしたバージョンが表示されれば問題ありません。


python3 -V

インストールしたバージョンが表示されない場合はターミナルを再起動してみてください。

Poetryの導入

Poetryのインストール

pipからpoetryをインストールします


pip install poetry

.venvディレクトリを変更

下記を実行することで.venvをプロジェクトのディレクトリ内に作成するように設定できます。


poetry config virtualenvs.in-project true

プロジェクト初期化

プロジェクトのディレクトリで下記を実行することで初期化します。


poetry init

Pythonパッケージを追加

addコマンドでPythonパッケージを追加します。


poetry add {package_name}

Poetryファイルから環境構築

pyproject.toml, (poetry.lock)があるディレクトリで下記を実行することで既存環境をインストールすることができます。


poetry install

Githubの導入

最新版のgitをインストール

Homebrewを導入した時点でgitがインストールされているはずですが、念のため最新版のgitをインストールします。


brew install git

鍵の作成

下記を実行し鍵を生成します。


mkdir -p ~/.ssh && cd ~/.ssh
ssh-keygen -t ed25519 -f id_ed25519_for_github -C "{mail_address}"

config追記

~/.ssh/configに下記を追記します。


Host github.com
  IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_for_github
  IdentitiesOnly yes
  User git

Githubに鍵を追加

Githubにログインし「設定」>「SSH and GPG keys」から作成した鍵を追加します。

id_ed25519_for_github.pub内の「ssh-ed25519...」を全てコピペして鍵を追加すれば問題ないです。

接続確認

下記を実行して「Hi {user_name}! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.」と表示されれば接続成功です。


ssh -T git@github.com
  • この記事を書いた人

Mira

広告系データアナリストの備忘録

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